2001年7月29日 谷川山系 ヒツゴー沢
単独 靴:フェルト
前夜アプローチ
17:40自宅発、(上三川IC〜佐野藤岡)、→R50 R323、関越 赤城IC〜水上IC)
→20:55 谷川温泉登山口駐車場着
それにしても、赤城ICを利用するルートは関越方面に行くには早い!谷川岳周辺の沢も身近に感じる。
水上ICを降りて谷川温泉までの間にコンビニはセブンイレブン一軒しかないので注意。
谷川温泉登山口は、水上山荘の入り口を入り、すぐ右の細い道をはいると川沿いに無料駐車場がある。
20台くらいは止められるかな。簡易トイレもあった。
4:35谷川温泉登山口出発→5:45二俣→6:00ヒツゴー沢出合→6:25入渓→10:30谷川岳肩の小屋付近の登山道
→10:39肩の小屋→11:10谷川岳山頂、11:30下山開始→12:22岩尾新道分岐→13:20二俣→14:35駐車場着
15:35湯テルメ谷川(温泉)発、→(水上〜赤城IC、佐野藤岡IC〜上三川)18:50自宅着
今回は往復12時間くらいの行動時間が予想され、早めに行動開始。
駐車場から150m程進むと民家が現れるがルートはその右側に付いていた。二股までの道は最初は歩き
やすかったが、後半は河原歩きだったりとかなりハードだ。天気も今一つ出しテンションはかなり下がっていた。
ようやく、二股に着いたが、地図で書いてあるテント場が見当たらない。河原の方にでも張るのだろうか?
水も出ているような所は無く、沢の水を飲む事になりそう。
二股から少し歩くと、伏流のヒツゴー沢に出会う。"ヒツゴー沢"と書いてあると、先人の記録に書いてあったが
そんなものは見当たらなかった。中ゴー尾根の道はちょっと入ってみたがかなり荒れ気味。
ヒツゴー沢の河原を5分ほど歩くと水が現れる。更に進むと、いきなり"逆くの字の滝"が現れ、ここで入渓準備をする。
"逆「く」の字の滝"は下の滝は簡単、上の滝は水流沿いをシャワークライム出来るが、テンションが下がり気味の為、
左側を小さく巻く。残置ハーケンも多数あり。
この滝を越えた時点で、自分自身になぜかスイッチが入りテンションが上がる。
ここから数m程度の小滝とナメが続く。晴れていれば、登り始めたばかりだが一服って感じ。とりあえず先に進む。
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"逆「く」の字の滝"上の様相
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どの滝もそんなに難しくは無いが、初心者はザイルで確保して方が良い滝もある。2級といいたいが3級に近い2級だ。
濡れないように登るのも可能。高巻くより水流の直登の方が楽そうな所もある。
雪渓もまだ残っており、一個所雪渓から降りるところでいやな所があった、雪渓にハーケンを打込み
シュリングをかける、というあまり意味の無い事をやったが、やはり、雪渓じゃぁハーケンは効かないのよねぇ。。。
テンションかけたらやはり抜けてしまった。着地成功で一応突破する。8月下旬になればこんな苦労はしなくてもOKだろう。
さらに本流筋を詰めると水流3:1の二股に出会う。ここは水流の少ない右側が、山頂に向かう本流筋になる。
実はここからが結構長く、1時間ほどの行程。周辺を見渡せば谷川岳周辺の山々が美しい。
とりあえず薮漕ぎはなく、ロープウェイから上がってくるにぎやかな登山道に出た。
ヒツゴー沢も有名ルートなので結構遡行している人も多いのかと思ったが、私の他に、2人のパーティが2時間後に
上がってきただけのようだった。彼らとは下山ルートで追いつかれた、。東京の山岳会のひとだった。
一緒に喋りながらの下山は、かったるい二股から駐車場のルートをだいぶ楽にさせてくれた。
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