2002年9月15日 虎毛山塊 役内川ワルイ沢→赤湯俣沢右股下降→虎毛沢右俣(敗退)

メンバー:Aさん、Uさん、Hirota
装備、ザイル8mm×30m

1ヶ月前から、9月の3連休に沢に行く計画をたてており。当初、御神楽沢の計画だったが、14日の天候が悪く、
予定を大幅変更。しかし、こんな結末が待っていたとは誰が思ったであろうか。。。(^^)ヾ

前夜(アプローチ)
 18:07真岡発→19:05矢板着、19:30同発→(那須塩原IC〜古川IC)23:00湯ノ股温泉着

Aさんの熱い走り(?)に構わず、自分は後席で爆睡してた。気が付いたら古川IC、気が付いたらセブンイレブン、
気が付いたら湯ノ股温泉に着いていた(^^)ヾ
 ワルイ沢の入渓点(登山口)は1/25000の地図を見ないとはっきり解らないだろう。
駐車場は特に設けられておらず。道沿いのスペースに車を停める事になる。

初日:雨→雲
AM7:00起床、8:00出発→8:30敗退→9:00:車に戻る。
(ハハハなんじゃコリャ・・・・(^^)ヾ)

今回、計画したルートは通常2泊3日のコースで、これを1泊2日の強行で行くため、AM5:00に一旦起きたが、
雨模様でテンション下がり気味。6時まで様子を見ようとしたがまだ雨が降ってたので、結局起きたのは7時。
天気予報では、急速に回復すると行ってたので、とりあえず出発してみる。

 1/25000の地図で標高491mと書いてあるところにある登山口には小さいながらも道標が立っている。この道は
ワルイ沢出合まで伸びている(はず)
 途中沢に降りる踏み跡があったので降りたが、降りた先で堰堤に進路を阻まれ(写真)、枝沢を登り元の登山道
まで戻る。
誤って堰堤の下に出てしまう

 登山道をしばらく歩くと、Aさんが、突然「あっ!」と声をあげると。
なんと、Uさんの渓流シューズのソールが半分以上剥がれているではないか!!!
 聞くところによると、フェルトが無くなってきたので自分で付け替えたそうで、その時、接着剤を使わず、アイロンで
加熱して着けたとのこと。反対側の靴もよく見ると剥がれかかっており、時間の問題だった。
フェルトは接着剤を使って着けないと全くダメなようだ。
 
とりあえず、テーピングでソールを固定するが、まだ入渓もしていないうちにこの状態では進むのは不可能。
  Aんが「じゃぁUさんは車に戻って下山口まで回しておいてください」と、鬼の様なジョークを飛ばし、笑いを誘う。
 結局、3人、笑いながら敗退。全員登山至上最速の敗退となった(^^)ヾ

やる事ないなら、早く帰ろうと言う事で、車に戻り次第、栃木に向かう。

「明日天気がよければ谷川山系の東ゼンでも行こうか」

と帰りの車の中で必死に携帯を使って天気予報を見るが湯沢、水上、福島。。。すべて芳しくなく、断念。

 この3連休はゴルフの練習くらいで終わりそうだ。。。

P.S:今回のルートは通常2泊3日のルートだが、早出すれば1泊2日で行ける。
   虎毛山稜線からは、赤倉橋に至る登山道を下るが、下山口から基点の登山口
   のところまで、車道を5km以上歩く必要あり。車2台で行けばかなりの時間短縮
   が可能。
   滝の登攀レベル、沢の下降は難しいところは無いとのこと。
   尚、ワルイ沢の遡行図はこちら
      赤湯又沢左又遡行図はこちら
      虎毛沢右又遡行図はこちら
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