2010年4月24日 鶴川 大群沢(カナヤマ沢)
メンバー:バルボアさん
装備:ザイル8mm×30m、靴:フェルト
地図:猪丸
参考ガイド:奥多摩大菩薩高尾の谷123
概念図はこちら
沢登り3年目というバルボアさんとの初ジョイント。。。まだ、踏み入れたことの無い鶴川流域に的を絞り、ガイドに中級と書かれた大群沢と
上級と書かれた大滝沢をチョイスしてみた。
アプローチ:CR-X(もうそろそろお別れです・・・涙)
4:57自宅発→6:03久喜→7:08入間IC→7:45上野原IC
9:10林道終点発→9:15入渓→10:05水源貯水槽→12:00遡行終了(1482ピークから南西に延びる尾根)
→12:35登山道→13:15:標高1155付近から下山開始→14:35林道終点着
バルボアさんとは上野原駅で待ち合わせ。県道18号線を進むが地図を良く見ないと、どれが大群沢なのか判りにくい。
大群沢は確認できたが、地元の人はカナヤマ沢でもなく、なんか違う名前でこの沢の事を呼んでいた。
ガイドの遡行図の通りに三頭山荘から入渓すれば良いものの、左岸林道を延々と車で入れるところまで進んだので、
入渓点はF2 7mの上となってしまった・・・。それにしても伐採された木が沢を覆う、一番嫌いな様相のスタートだ。
うっとおしい、倒木を抜けるといきなりヤバそうな滝に出くわす。F3 12mで、この沢の核心らしい。ちょっと濡れてて嫌な
感じ。。。ここは当然ザイルをだす。
「リードされます?」
「いえ、どうぞ」
「いやいやどうぞ・・・!」
っという事で、バルボアさんがリード。
支点取るまでカメラでも・・・なんて思いきや、取り付くや否や、落下!!!
怪我が無くてホッとした。 いきなり ”おやくそく” かと思っちゃった(笑)
3m程あがった所がちょっと細かそうだったが、結局「このまま行きます!」とランニングを取らずに突破!
私はセカンドなので、水流に近いルートでTRY。なんかザイルあるのにちょっと緊張・・・
この先、2条3mの小滝、4m滝とバルボアさんは釜にドップリ浸かり+シャワーと気温低いのに凄い気合いが入っている。
こっちは、経って取り付き、濡れないルート選びで進んでいく。
4m滝上ですぐに(1:1)二俣。ここを左に入る。
暫く平凡な様相を進むと、左岸に水源貯水層なるものを見つける。右岸から5m滝で落ちる細い枝沢を見ると、再び
(1:1)二俣になる。ここも左を選択。左沢には7m滝が見える。この7mは私がフリーでリード。バルボアさんにザイルを上から
投げる。
ここからは、概ね平凡、伐採された木がうるさい所を過ぎるとワサビ田が現れる。左岸に広葉樹林、右岸に植林帯
のコントラストがある意味綺麗にも見える。この先に出てきた7m滝は一見ヤバそうだが特に難しい所は無い。この上で
(2:1)の二俣。右の枝沢はワサビ田になっていた。正面は3段9m滝。これを超えると水は涸れる。
詰めは藪漕ぎ無し。最後は1472mピークから南南西に延びる尾根に出た(踏み跡あり)。下山をどうしようか迷ったが、植林帯の
中を車の停めてある場所に向かって下降しよう!ということになり、一旦主稜線の登山道を目指す。
主稜線の顕著な一般登山道を槇寄山方向へ標高1155mピークまで下降しそこから南西に延びる尾根を下降する目論見だったが
案の定、ちょっとズレた所から下降開始してしまう。 思いっきり急降下だがザイルの必要性は感じない。
結局は最初に見た(1:1)の右俣の沢を少し下降して林道に出た。
次の日、尾名手川を遡行するため、鶴川流域で幕営地を求める。お勧めは阿寺沢川。左岸に付けられた林道を
最奥まで進み。そこから見える堰堤上がベストです。
P.S:大群沢は中級と書かれてますが、そんなに難しい所はありません。伐採された木がちょっとうるさいのがちょっと残念でした。
|